知っておいた方が良い認知症の恐怖

記憶に関連する病気と言えば、有名な病気である認知症が挙げられます。
認知症は自分の持っている記憶がどんどん失われていく恐ろしい病気です。
未だに完治することのできない病気で、他の病気よりも恐ろしいものにだと気が付きました。
その恐ろしさを知れば、余計に認知症予防に力を入れようと思うはずです。
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認知症によるとこのような症状が身に降りかかるようです。
これを知ってしまうと、認知症が如何に恐ろしいかわかります。
不安を感じるようになる
認知症になってしまうと、今まであった記憶がどんどんなくなっていき、思い出せないことや今までできていたことができなくなります。
そうなると今までの自分との変化に気付き、「どうしてしまったのだろう」という不安を感じてしまいます。
これは他人が気付くよりも先に、自分が気付くものです。
記憶やなくなっていったり、物忘れが増えることにより、「あれ…?自分どうしたんだろう…?」と感じるようになります。
それがどんどん進んでいくと、「今ここはどこなんだろう?」「今何をしてるんだろう?」という疑問を頻繁に抱くようになります。
周りにも「最近どうしたの?」と言われるようになり、「自分は大丈夫なのか…?」「周りに迷惑をかけているんじゃないのか…?」という不安が常に付きまといます。
自分が認知症になった時のことを想像してみてください。
今までの記憶がどんどんなくなっていき、今までできていたことができなくなっていく日々。
どれほど怖いものかわかりますか?
今までの日常が当たり前に送れなくなるんです。
僕はこれ、結構耐えられないと思います。
自分が自分でなくなっていく感覚。
皆さんは受け入れられますか?
僕はこうなりたくないので、今の内から記憶術で脳を活性化させるのが正解だと思います。
気分が沈んで鬱状態になる
認知症になると、鬱になるという話は僕も聞いたことがあります。
それは記憶がどんどんなくなっていき、物忘れも増えることで失敗が増えていきます。
そう、ここに鬱の原因があります。
「今までできていたことができなくなってしまう」
これが気分が沈んで鬱状態になるようです。
確かに今まで自分ができていたことができなくなってしまうと、自分に対しての自信はなくなっていきます。
「何でこんなにできないんだろう」と自分を責めることでしょう。
それが鬱に拍車をかけてしまうようです。
鬱状態になると意欲がなくなっていき、今まで好きでしていた趣味もやめてしまう人がいるそうです。
そして人とのコミュニケーションも億劫になっていき、引きこもりがちになっていきます。
不活発な生活は鬱の人にとっては心地良く感じてしまうので、なかなか抜け出せれません。
こうして暗いまま生涯を閉じてしまう人も少なくないのが現状のようです。
怒りやすくなる
認知症の人がよく怒っているイメージありませんか?
それにはちゃんと理由がありました。
例えば今までできていたことがわからなくなり、突然できなくなってしまったとします。
そうなってしまうと、認知症の人はどうしていいのかわからなくなってしまい、パニック故イライラしてしまうようです。
その時にただ不機嫌になるだけならまだ感情のコントロールができています。
けれど感情のコントロールができなくなってしまった人は、周りに当たるようになります。
時には奇声をあげることもあるでしょう。
それだけでなく、手を出したり暴れたりする人もいるようです。
認知症の人が暴力的になるのは、このようなことが原因になっていたみたいです。
自分で自分をコントロールができないって、考えただけでもかなり苦しいと思います。
そういう人に対して優しく接したいとも思いますが、正直な気持ち怖いとも思ってしまいます。
他社からしたら「何で自分が当たられなきゃいけないんだ?」とか「何でコイツに怪我させられなきゃならないんだ」と思われても仕方ありません。
何よりも恐ろしいのは、周りにそういう風に見られることですね。
こんな症状が出る
認知症には記憶障害と見当識障害、実行機能障害、理解・判断力の障害というものがあります。
記憶障害の場合は、常に探し物ををしていたり、何度も同じものを買ってきてしまうということがあります。
それは出来事をそのまま忘れてしまっているので、このような症状が表れるようです。
見当識障害の場合は、時間や季節の感覚がわからなくなります。
その為、冬なので半袖短パンだったり、昼間に寝て夜徘徊したりと、今までの生活とは違う時間軸の行動するようになります。
そして実行機能障害は、ものの手順がわからなくなったり、計画が立てられなくなったりします。
こうなってしまった人は、料理ができなくなったり、作業ができなくなっていきます。
最後に理解・判断力の障害は、その言葉の通り、理解することや判断することができなくなります。
2つ以上のことを同時に行ったりすることも難しく、些細な変化だとしても、その対応が困難になっていくようです。
症状は大まかに2種類に分けられます。
一つは行動心理症状で、徘徊・暴言・暴力・抵抗・活動量の低下・不潔行為などが挙げられます。
その名の通り、認知症により出てくる行動の症状になります。
そして二つ目は心理症状で、不安・焦燥感・鬱状態・睡眠障害・興奮・依存・妄想などが挙げられます。
これは目に見えないので、本人しか治しようがありません。
精神的なものも関係しているので、完治するのはかなり困難を極めます。
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