モチベーションを爆発させる方法とは

モチベーションを高く保つことができれば、どんな挑戦にも、挫折せずにやり遂げることができます。

しかし現実問題として、仕事で疲れた日や、眠くてたまらない状況では、モチベーションは一欠片も残っていないでしょう。

そこで本節では、すぐに自分を奮い立たせる、即効性の高いモチベーション管理術を紹介したいと思います。

「5秒ルール」を使う

「5秒ルール」とは、自分の中で、５から０までカウントダウンを初めて、０になる前に行動を開始する、イギリス発祥の心理テクニックです。

人はカウントダウンに弱いという性質を上手に利用したもので、面倒な作業も「5秒ルール」を使うことによって、すぐさま取りかかることができるようになります。

また面白いことに、この「5秒ルール」は使えば使うほど、その効力を増していくのです。

今までせっかくルールを守ってきたのだから、今さら挫けるわけにはいかないっ！っと、奮い立たせてくれるので、意志力に自信がない人こそ、使ってみてはいかがでしょうか。

少しだけ取り組む

気が進まないことでも、少し取り組んでみれば、思いの外すんなり進んだという経験はないでしょうか。

例えば、やりかけの作業や、解きかけの問題など、最初は面倒に感じていたけど、一度手をつけたからには、最後までやりきってしまいたいと思うでしょう。

これは作業興奮と呼ばれるもので、誰もが持っている特性のようなものです。

やらなくちゃいけないと思いつつ、なかなか行動に起こせないとき、次のように考えてみてください。

（5分だけやってみよう。それでも気分が乗らなければ、もう今日は辞めておこう。）

こんなふうに、最初からハードルを低くしておけば、どんなに億劫な作業でも、なんとか着手だけはできるはずです。

そうなれば、徐々に「作業興奮」が作用してくるので、自然と没頭できるようになるでしょう。

やらざる得ない環境を作る

結局、何かをやり遂げるために必要なのは、モチベーションではなく「環境」です。

どうしてもやらなければならない時、図書館や喫茶店など、誘惑が少ない場所にこもって、黙々と作業するのが一番有効なのではないでしょうか。

また僕の同僚の例ですが、全く貯金をせずに会社を辞めるという選択をした猛者がいました。

そこまで自分を追い詰めていれば、もはや、やるべきことに没頭するしかありません。

人と期限を決める、周りに宣言する、お金を払うなど、精神的に追い詰めるやり方は、モチベーションどころの騒ぎではなくなる諸刃の剣ですが…。

すぐにでも強力な意志力を手に入れることができるので、いざという時は使ってみてはいかがでしょうか。