記憶力は年齢で衰えない?覚えにくくなる理由とは

記憶力は年齢で衰えない?覚えにくくなる理由とは

何事においても、始めるのに遅すぎるということはない

この言葉に感化されて「自分も何か新しいことを始めたい、挑戦してみたい!」と思ったものの、本当に遅くから始めても大丈夫なのでしょうか。

本節では、この問題と関係深い、年齢と記憶力の関係について紹介していきたいと思います。

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脳の容量は増え続ける

実は、脳の容量(キャパシティ)は、年齢とともに増え続けており、記憶できる上限は増えていくことが明らかになっています。

つまり、冒頭の言葉通り、いつからでも新たな挑戦を始めることについて、何ら問題はありません。

では、なぜ記憶力が年々衰えてしまうのかというと、容量は大きくなっていくものの、記憶を定着する力は弱まってしまうからです。

頑張って記憶することも不可能ではありませんが、効率よく記憶を定着させるためには、感動や体験が重要になります。

さて、考えてみてください。

最近、皆さんが感動したこと、強烈に記憶に残る体験はあったでしょうか?

それがすぐに思いつかないという人は、今現在、脳に刺激が足りていない状態です。

感動しなくなる=記憶に残りづらくなる

幼い頃に比べて、大人は感動する経験が少ないです。

なぜなら、すでに一度体験したことが大半であり、どんなにワクワクする体験でも、繰り返せば何も思わなくなります。

同じ毎日を繰り返していれば、あっという間に月日が経ってしまうのも同様で、何も感動することがなければ、記憶に残りません。

だからこそ、意図的に脳を刺激し、幼い頃のような、感動に満ち溢れた毎日を取り戻す必要があるのです。

年老いたから記憶できなくなるのではなく、感動するような刺激が日常から得られにくくなるからこそ、記憶に残りづらくなるということを知っていただければと思います。

意識1つで刺激が生み出せる

脳が喜ぶような刺激は、大変な思いをしてまで求める必要はありません。

いつもと違うことを意識するだけで、新たな発見や気づきなどが見つかり、それだけでも十分な刺激となるからです。

通勤の道を変えてみる、仕事のやり方を変えてみる、新しい趣味を始めてみるなど、自分の意識1つで刺激を生み出すことができるので、退屈な毎日から抜け出したい方は、ぜひ取り組んでみてください。

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